FLEX LNGとの船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成のお知らせ


2023年3月24日

各位

東京都港区六本木一丁目6番1号
SBIリーシングサービス株式会社
代表取締役社長 久保田 光男


FLEX LNGとの船舶リース契約の締結
並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成のお知らせ


 SBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保田 光男、以下「当社」といいます。)は、丸紅株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柿木 真澄、以下「丸紅」といいます。)との協働により、FLEX LNG Ltd.(本社:バミューダ諸島、以下「FLEX LNG」といいます。)との船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成を行ったことをお知らせいたします。

 本件リース先である FLEX LNG は、ニューヨーク証券取引所に上場するノルウェーの大手海運会社で、液化天然ガス(Liquefied Natural Gas、以下「LNG」といいます。)の輸送事業に特化しており、最新鋭の LNG 船を多数、保有・運航しています。
 本件対象船である LNG 船 Flex Rainbow(2018 年 7 月建造)は、温室効果ガスの排出抑制等の環境規制に対応した高性能エンジンを搭載しており、世界トップクラスの独立系資源商社に対して、リース期間にわたり定期用船される予定です。


 LNG は「環境にやさしいクリーンなエネルギー」として、近年、世界各国で需要が高まっておりますが、2022 年 2 月に起きたロシアによるウクライナ侵攻を機に、ヨーロッパ諸国がロシア産 LNG からの脱却を図ったことからも、その需要はより一層高まっており、LNG を海上輸送する LNG 船の市況も高騰しています。
 これにともない、LNG 船 1 隻あたりの取引価格は中古船でも 200 億円を超えることから、船舶リースにおいては、参入障壁が最も高い船種の 1 つとされていますが、当社では、本件がFLEX LNG 向けの優良案件であり、ESG 投資としての運用機会に資すると考え、取り組みを行うことにいたしました。

 また、本件においては、LNG 船事業に幅広い知見とネットワークを有する丸紅と、大型船へのファイナンスアレンジに強みをもつ当社が案件組成の初期段階より協働を行うことで双方の強みを活かした案件組成ができ、同社とは今後とも引き続き新たな案件への取組について検討を行っております。さらに、融資金融機関には、船舶融資に強みをもつ三井住友信託銀行株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長:大山 一也)及び 2021 年 12 月に SBI グループの一員となった株式会社 SBI 新生銀行(本社:東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉)を招聘するなど、SBI グループとしての協業案件としても第一号案件となりました。


 当社は、「100 年企業への挑戦」を経営理念とし、今後も本件と同様に CO2 削減等、環境対策に配慮した航空機や船舶等の投資案件の組成に取り組んでいくとともに、税務や法務の専門家、金融機関などのパートナーが持つ高い専門性を組み合わせ、投資家には付加価値の高い金融ソリューションを、航空・海運会社等の賃借人である資金需要者には競争力のあるファイナンスの提供を行うことで、投資家、パートナー、賃借人とともに 100 年企業を目指してまいります。


<同型船>Flex Ranger



SBIリーシングサービス株式会社
■第二種金融商品取引業者
登録番号:関東財務局長(金商)第3016号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
■貸金業者
登録番号:東京都知事(2)第31678号

以上


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本プレスリリースに関するお問い合せ先
SBIリーシングサービス株式会社 経営企画部 03-6229-1080