海運大手TMSグループとの船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件組成のお知らせ


2025年1月24日

各位

東京都港区六本木一丁目6番1号
SBIリーシングサービス株式会社
代表取締役会長兼社長 佐藤 公平



海運大手TMSグループとの船舶リース契約の締結
並びに同リース事業を対象とした投資案件組成のお知らせ



 SBIリーシングサービス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:佐藤 公平、以下「当社」といいます。)は、船舶ファイナンスにおける世界大手であり、当社の船舶リース事業における戦略的パートナーでもあるBNPパリバ銀行と協働し、ギリシャに拠点を置くTMSグループのLNG船部門であるLNG Ships Inc.(登記国:マーシャル諸島)との船舶リース契約の締結並びに同リース事業を対象とした投資案件の組成を行ったことをお知らせいたします。
 本件リース先を含むTMSグループは、ギリシャを拠点に天然ガス油送・乾貨物等の輸送を営む大手企業であり、1986年に創業者であるGeorge Economou氏により設立されました。また、同グループの船隊は、2025年1月時点で、新造船の発注残を含め181隻(内、LNG船は17隻)により構成されており、同グループは、海運業界内ではトップクラスの船隊を保有しております。
 本件対象船であるLNG船(2024年9月竣工)は、温室効果ガスの排出抑制等の環境規制に対応した最新鋭の高性能エンジンを搭載しており、Daigas(大阪ガス)グループのLNG海上輸送を担う子会社である大阪ガスインターナショナルトランスポート株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役:藤田 武則)に対して長期間に亘り定期用船される予定です。

 近年、世界各国で環境に配慮したクリーンエネルギー需要の高まりや地政学リスクの高まりにより、LNGへの需要はより一層高まっております。LNGを海上輸送するLNG船の市況も高騰しており、LNG船事業は成長分野と位置付けられ、今後も安定した需要が見込まれます。
 当社は、本案件がTMSグループ向けの優良案件であることのみならず、エネルギーの安定供給による日本経済への寄与、かつ、投資家の皆様に対し、社会の持続的発展と地球環境の改善に貢献するためのさらなるESG投資の運用機会の提供に資するものであると考え、本案件に取り組むことといたしました。
 また、本案件は、BNPパリバ銀行をはじめ、当社グループの一員である株式会社SBI新生銀行(本店:東京都中央区、代表取締役社長:川島 克哉)等と船舶融資における高い専門性を有する国内外金融機関も本案件の融資金融機関として参加する大型案件となりました。

 当社は、「100年企業への挑戦」を経営理念とし、今後も本件と同様にCO2削減等、環境対策に配慮した航空機や船舶等の投資案件の組成に取り組んでいくとともに、税務や法務の専門家、金融機関等のパートナーが持つ高い専門性を組み合わせ、投資家には付加価値の高い金融ソリューションの提供を、航空・海運会社等の賃借人である資金需要者には競争力のあるファイナンスの提供を行うことで、投資家、パートナー、賃借人とともに100年企業を目指してまいります。


<LNG船>ATHOS LNG

LNG Ship ATHOS


SBIリーシングサービス株式会社
■第二種金融商品取引業者・投資運用業者
登録番号:関東財務局長(金商)第3016号
加入協会:一般社団法人第二種金融商品取引業協会
     一般社団法人日本投資顧問業協会
■貸金業者
登録番号:東京都知事(3)第31678号

以上


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本プレスリリースに関するお問い合せ先
SBIリーシングサービス株式会社 経営企画部 03-6229-1080